先日、山梨県都留市のご家庭へ訪問し、大切な家族の一員であった愛犬の火葬のお手伝いをさせていただきました。その際、心温まる出来事があり、改めて命の大切さ、そして人の心の温かさを実感しました。
忘れられない小学生との出会い
火葬の最中、ある小学生の男の子が「何か不幸があったんですか？」と心配そうに声をかけてきました。話を聞くと、通学の時と帰り道にこの家の前を通る際に、このお宅のワンちゃんと遊んでいただいていたそうです。そして、亡くなったことを知り、お線香を手向けたいと申し出てくれました。
5年生という若さで、ここまで思いやりのある行動ができることに、私は深く感動しました。ご家族様も同様に驚き、そして温かい気持ちで男の子の行動を見守っていらっしゃいました。
命の大切さ、そして人の心の温かさ
この出来事をきっかけに、私は改めて「命の大切さ」と「人の心の温かさ」について考えさせられました。動物を愛する気持ち、そして他者を思いやる心は、年齢に関係なく誰の中にでも存在するのだと思います。
ご家族様へ四十九日のメモリアルカードをお送りした際、過去にも、ペットの火葬後、飼い主様から「四十九日が経っても、私たちの家族以外に愛犬のことを覚えていてくれる人がいると思うと、とても嬉しいです」といったお言葉をいただいたことがあります。
今回の出来事のように、ペットを亡くされたご家族様の心に寄り添い、共に悲しみを分かち合い、そしてペットへの想いを繋いでいくこと。それが私の使命だと感じています。
訪問ペット火葬を通して
訪問ペット火葬という仕事を通して、数多くの飼い主様、ご家族様と出会ってきました。それぞれのペットとの思い出、そして別れに対する想いは様々ですが、共通しているのは、ペットを家族の一員として愛しているという気持ちです。
これからも、私は飼い主様、ご家族様のお気持ちに寄り添い、最期の瞬間まで温かく見守っていきたいと考えています。
まとめ
山梨県都留市での出来事は、私にとって忘れられない貴重な経験となりました。この経験を通して、命の大切さ、そして人の心の温かさを改めて実感し、これからもこの気持ちを大切に、ペットと飼い主様との絆を深めていきたいと考えています。
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