近年、日本各地で地震や台風などの自然災害が多発しています。私たち人間にとってはもちろんのこと、家族の一員である大切なペットにとっても、災害は予測不可能な脅威です。
「もし、あの子が災害に遭ってしまったら…」
そう考えたことはありませんか?
先日、人とペットの防災救急士の講義を再受講し、改めて災害時におけるペットの安全確保と、私たち飼い主ができる備えについて深く学び直しました。資格取得から間もなく一年。講義で得た知識をアップデートすることで、より実践的な対応力を身につけることができたと感じています。

驚くほど低い学習定着率。だからこそ「学び直し」が重要
皆さんは、人間の学習定着率についてご存知でしょうか?一般的に、講義を聞いただけではわずか5%、読書では10%程度しか記憶に残らないと言われています。しかし、他人に教えるというアウトプットを行うと、その定着率は驚異の90%にまで跳ね上がるのです。
今回の学び直しを通して、改めてインプットとアウトプットの重要性を痛感しました。そして、この学びを少しでも多くのペットオーナーの皆様と共有したいという強い思いが湧き上がっています。
あなたは愛するペットの心臓の位置を知っていますか?
想像してみてください。買い物から帰宅したら、愛するペットがぐったりと倒れている。そんな緊急事態に、あなたは冷静に対応できるでしょうか?
犬や猫の心臓は、前足の付け根のやや後ろ、胸の左側に位置しています。 瞬時にこの場所を把握し、適切な胸骨圧迫を行うことができるかどうかで、大切な命を救えるかどうかが左右されるかもしれません。
講義では、ペットの体格に合わせた胸骨圧迫の方法や、止血法、人工呼吸など、具体的な救命処置を学びました。これらの知識は、いざという時に頭で理解しているだけでなく、体が自然に動くようになるまで繰り返し訓練することが重要です。
今、私たちにできること。それは「備え」と「意識」
災害はいつ起こるかわかりません。しかし、日頃からの備えと意識を持つことで、被害を最小限に抑えることができます。
【今日からできる備えの例】
- 防災用品の準備: ペットフード、水、常備薬、ケージ、リード、排泄物処理用品などをまとめたペット用の防災リュックを用意しましょう。
- 避難場所の確認: 自治体のハザードマップなどを確認し、ペット同伴可能な避難場所を把握しておきましょう。
- 迷子対策: 鑑札やマイクロチップの装着、迷子札の首輪への装着を徹底しましょう。
- 健康管理: 定期的な健康診断やワクチン接種で、ペットの健康状態を良好に保ちましょう。
- しつけ: 「待て」「おいで」などの基本的なマナーをしっかりとしつけておくことは、避難時や緊急時に役立ちます。
- 近隣住民との連携: 地域でペットを飼っている方同士で連携し、災害時の協力体制を築いておくことも有効です。
- 救命処置の学習: 講習会への参加や書籍などを通して、ペットの応急処置に関する知識を身につけましょう。

大切な命を守るために、共に学び、行動しましょう
災害時、最愛のペットは私たち飼い主を頼ることしかできません。私たち一人ひとりの知識と行動が、大切な家族であるペットの命を守ることに繋がります。
このブログを通して、少しでも多くの皆様に「もしも」の時の備えについて考えるきっかけを提供できれば幸いです。
大切な人の命、そして大切なペットの命を救えるように、今、私たちにできることを一緒に考えていきましょう。
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