二つの命、そして守り抜かれた尊厳:小さな家族の大きな愛の物語

先日、私がサポートさせていただいた、一つの小さな家族の旅立ちのお話です。

わずか2歳半という若さで旅立った愛らしいチンチラちゃん。しかし、彼女の旅立ちは、私にとっても、そしてご家族様にとっても、胸が締め付けられるような、そして同時に温かい感動を覚える出来事となりました。


身籠ったままの旅立ち、ご火葬の決断

ご家族様からお電話をいただいたのは、チンチラちゃんが赤ちゃんを身籠ったまま、静かに息を引き取られた直後のことでした。

「このような状態でもペット火葬は可能でしょうか?」

そのお電話から、ご家族様の小動物への深い愛情と、二つの命への複雑な想いがひしひしと伝わってきました。

私は、命の重さ、大切さ、そこにあるご家族様の想いを大切にし、可能な限り最善のサポートをさせていただくことをお約束しました。ご家族様と共に、旅立ちの準備を終え、細心の注意を払いながら、大切にご火葬をさせていただきました。

奇跡の光景:お骨が語る母親の愛

小動物のご火葬時は、普段よりもより一層細心の注意を払いながらご火葬させていただいております。

火葬を終え、火葬炉を開けた時、私は息をのみました。

そこには、母体であるチンチラちゃんのお骨と、身籠っていた赤ちゃんのお骨が、まるで守るように寄り添い、綺麗に残っていたのです。

私自身、正直驚きました。この小さな体で、必死に新しい命を守ろうとしていたのだろうと思うと、その健気さと深い愛情に、とても胸が熱くなりました。

一つの命の尊厳を守るために

残された二つの綺麗なお骨を前に、私は一つの決断をしました。

ご家族様にお電話をし、お骨の残り方を説明した上で、こうご提案させていただいたのです。

「このまま母親のお骨と赤ちゃんのお骨を一緒にご納骨するのは、少し心苦しく感じます。生まれてくることができなかった命も一つの大切な命として尊厳を守るため、お骨は別々でご納骨させていただくことはどうでしょうか」

ご家族様は、お骨がそのように綺麗に残ったのならぜひお願いしますと、快くお返事をくださいました。

一緒の骨壷に納骨するのが正解だったのかどうか、私には正直わかりません。しかし、私は生まれてくることができなかった命も一つの大切な命として尊厳を守るべきだと思い、今回このようなご納骨をさせていただきました。

「きっと天国で、お母さんと一緒に過ごせているよね。」

ご家族様からいただいた非常に温かいお言葉に、私も何よりでした。この判断が、ご家族様の心に少しでも安らぎをもたらしたのなら、私たちも最善を尽くせたと感じています。

訪問ペット火葬ハピネスベルが大切にすること

私たちハピネスベルは、山梨県、長野県一部、神奈川県一部、東京都一部を中心に活動しております。

最愛のペットの最期の旅立ちは、ご家族様にとって人生の中でもかけがえのない大切な時間です。私たちは、単にペット火葬を行うだけでなく、ご家族様の想いを尊重し、命一つ一つに寄り添った丁寧なペット供養を心がけています。

訪問ペット火葬を通じて、日々命の尊さを噛み締めております。

最愛のペットとの最期のお別れに迷いや不安を感じていらっしゃる方は、ぜひ訪問ペット火葬ハピネスベルにご相談ください。私たちは、最愛のペットへご家族様の大きな愛を、最後まで大切にお運びいたします。


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