先日、私たちハピネスベルにとって、言葉では言い表せないほど特別で、大切な仲間の旅立ちをお手伝いさせていただきました。
ゴールデンレトリバーのカーリーちゃんです。
カーリーちゃんは、ハピネスベルを創業した当初からパンフレットの写真掲載にも協力してくれていました。私にとっては、ビジネスの「モデル」という枠を遥かに超えて、この事業を立ち上げ、今日まで一緒に歩んできてくれた、かけがえのない「仲間」です。
「もう、頑張らなくていいよ」言葉の壁を超えた約束
数ヶ月前、ご家族様から「カーリーが病気になってしまった」とお聞きしました。 年齢を考えると手術は難しく、病状も決して良くはないとのことでした。
それでも、その後の日々のお話を聞かせていただく中で、カーリーちゃんがどれほど力強く、一生懸命に頑張っていたかが痛いほど伝わってきました。
ご葬儀の当日、ご家族様からある奇跡のようなお話を伺いました。
その日、息子さんが出かける際、カーリーちゃんに「帰ってくるまで頑張るんだよ」と伝えて家を出られたそうです。 そして夕方、息子さんが帰宅し、遠く離れて暮らす一転のご家族ともテレビ電話を繋ぎました。
「カーリー、もう頑張らなくていいよ」
ご家族みんなでそう声をかけた瞬間。まるでその言葉をしっかりと待っていたかのように、カーリーちゃんは静かに息を引き取ったそうです。
動物たちは、人間の言葉を発することはできません。 「ここが痛いよ」「苦しいよ」と伝えることもできなければ、「寂しいよ」「離れたくないよ」と涙ながらに訴えることもできません。
しかし、私はいつもセレモニーの現場に立っていて確信することがあります。 ペットとご家族の間には、「言葉の壁」を遥かに超えて、魂の奥底でしっかりと通じ合っている目に見えない絆が必ず存在します。
カーリーちゃんは、ご家族の「待っていて」という願いを胸に抱き、全員の愛しい顔と声を確かめて、心から安心して眠りについたのだと思います。
後悔、そしてそれを包み込む「ありがとう」の力
愛する我が子を見送る時、 「きっとこうしていたら、もっと違ったのかな」 「もっとあの時、ああしてあげたらよかった……」 そんな後悔の気持ちを抱かない人は、一人もいません。
それは、私自身も過去に愛犬を見送った経験があるからこそ、痛いほどよく分かります。どれだけ尽くしても、尽くし足りないと思ってしまうのが、家族の愛そのものだからです。
でも、カーリーちゃんの旅立ちの日。 ご家族様が大粒の涙を流しながら、何度も、何度も、 「ありがとう」と言葉を詰まらせながら伝える姿を見て、私の心はこれ以上ないほど温かいもので満たされました。
共に過ごした、何ものにも変えがたいキラキラした時間。 カーリーちゃんがそこにいてくれたから、毎日が明るかったこと。 家に帰ると、いつも当たり前のようにシッポを振って迎えてくれたこと。
そんな、一見何気ない日々のすべてが、どれほど尊く、感謝すべき奇跡だったのか。
「ありがとう」というその4文字は、悲しみさえも包み込む、何よりも大きな力を持っています。そして、最愛のペットの最期と、残されたご家族の心を、温かく、永遠に繋いでくれる言葉です。
カーリー、これからもずっと一緒に。

ハピネスベルの創業と共に、私たちの最初の一歩からずっと一緒に歩んでくれたカーリー。 そんなカーリーの最期の旅立ちをサポートさせていただけたこともまた、私にとって生涯忘れることのない深い「ご縁」です。
今、私自身も、そしてハピネスベルという会社としても、カーリーに対して湧き上がるのは、ただ一つ。 「心からの、ありがとう」という言葉しかありません。
姿は目に見えなくなっても、ハピネスベルはこれからもずっと、カーリーと共に歩んでいきます。私たちの心の真ん中には、いつもカーリーの優しい眼差しがあります。
カーリー。 本当に、本当にお疲れ様。 これからはお空で、大好きなご家族を見守りながら、安らかに眠ってね。
そしてご家族様。 素晴らしいカーリーちゃんとの、美しく温かいご縁をいただき、本当にありがとうございました。
ハピネスベルはこれからも、一組一組のご家族とペットたちの「ありがとうを形にする」ため、心を込めて寄り添い続けてまいります。

